Say@New Zealand

NZにワーキングホリデー中の29歳です☺︎

短期留学@カナダ 〜part 2〜

こんにちはSayです。

 

さて、トロントに無事到着した私は外の雪景色に圧巻。

東京生まれ東京育ち、こんなに綺麗な雪が街を着飾っているのは初めて見ました。学校の手配してくれたバンに乗り、ホームステイ先のお宅まで。その日は私ひとりだったので、運転手のおじさんがしきりに話しかけてくれましたが、言っていることは2割ほど理解をできて、答えたい言葉は1割も浮かんできませんでした。

 

Finchという駅から歩いて10分ほどのところにある、裏庭の大きなお家で出迎えてくれたのはイランからの移民のご家族でした。スーパーのお惣菜を作る仕事をしているDadと、フリーのミッドワイフに加え美容師もしているMom、頭がよく、2年飛び級をしている10歳の男の子の家庭。私の部屋にはRyoちゃんという女の子がすでに住んでおり、あと2日で帰国するとのことでした。初日夕飯時、いろいろな質問をされたのですが、さっぱり何を言っているのかわからず。嬉しそうに話していたら私も笑って、シリアスな顔をして話していたら私も真剣に頷きました。Ryoちゃんは将来お医者さんになるべく英語を学んでいるとのこと。もちろん私の何倍も英語を理解していました。負けず嫌いが発動し、その日の夜中、疲れているにもかかわらず単語帳を明け方まで読み込んだことを覚えています。

 

2日後、Ryoちゃんの帰国と同時に、私は語学学校に通い始めました。

朝はDadについてきてもらい、一緒に地下鉄のカードを購入し、North york centreという駅までひとりで乗っていくことになりました。実はこれ、たったの1駅だったのですがそれこそ、これまでの人生で1番といっていいほど緊張しましたし、とてもとても長い時間に思えました。North york centreというアナウンス、今でもその声、言い方、全部覚えています。わたしにとってこのアナウンスはいま、とってもエモくて、それを耳にするだけで涙がでてきそうになるのです。笑

電車を降り、出口を出ると複合施設のような建物に直結しており、そこをエレベーターで上がったところにOmnicom School of languagesという語学学校はありました。学校には日本人のスタッフの方がいらっしゃって、クラス分けのテストが終わったあと、その日入学の生徒が集められ、オリエンテーションをされました。ここで出会ったTomo、Nobu、Natalieという3人の友達、いまや大親友です。

 

学校が終わると、とりあえずこのメンバーで、学校の前にあったバーガーショップに行きました。今や大親友とはいえ、当時は一緒にいることが違和感でしかなかったことも鮮明に覚えていますし、今だから言えることで、皆それぞれ苦手意識を持っていたことを笑いながら酒の肴にすることもあります。

 

Tomoは関西の大学生で、お笑い芸人のようなノリで軽い話をひたすらにふっかけてきました。Nobuは岡山出身の京都大学生。落ち着いていて、私のアホなテンションで会話して大丈夫なのだろうかと不安になりました。Natalieの見た目は完全に外国人でしたが、中身は生粋の日本人。彼女はイランのハーフですが日本を出たのはこれが初めてだと言いました。「渋谷のクラブで〜」とか「あ〜踊りたい〜」などとしきりに言っていて、なかなか関わることのない人種だぞ・・・と恐縮してしまっていました。笑

 

それでも、もうホストファミリーも友達もできた今、私はこの国でこの街で、ひとりぼっちではありません。それがすごく嬉しかった。

 

わくわくした気持ちで、白い雪の世界の中、はじめての冒険がはじまるのでした。

 

 

今日も素敵ないちにちを♩